日本語教育プログラム

1. A2/N4コース (介護技能実習向けのコース): 約4か月半

N5 Course
語彙・文法(301時間) 介護の現場で使われる語彙や表現を中心に、依頼・報告・確認などの基本的なやり取りができるようになるための文法と語彙を学習します 。例えば、利用者の状態説明、時間の案内、薬・食事・排泄などの表現を含みます 。
会話・発音(81時間) 介護施設で必要な会話練習を中心に、ロールプレイ形式で「声かけ」「状態確認」「体調の聞き取り」などを繰り返し練習し、現場で即応できる力を育てます 。
復習・予習(164時間) 習得した表現や単語を実際に使えるようにするため、介護のシーンを意識した復習と予習をしっかり行います 。
歌(20時間) 介護施設でのレクリエーション活動にも活かせる童謡や季節の歌を取り上げ、利用者とのコミュニケーション力や表現力を高めます 。
模試(38時間) N5・N4レベルのJLPT模試を通じて、日本語能力全体の確認と、職場で必要な基礎力の維持・強化を図ります 。
文化・マナー (36時間) 介護現場で重視される「お辞儀」「敬語」「礼儀正しいふるまい」や、日本人高齢者との接し方に必要な文化理解を深めます 。また、Seikatsu Tipsでは、職場内の上下関係・身だしなみ・報告の仕方なども学びます 。
社内テスト (116時間) ユニットごとにテストを実施し、「読む・聞く・書く・話す」の4技能と、介護現場に必要な実践的な表現を評価します 。また、「いろどり」のCan-doリストに基づいて、現場対応力を可視化します 。
かな・漢字 (82時間) 介護現場でよく見る表示や注意書きを理解できるよう、介護関連用語を中心とした漢字(例:食事、排泄、危険、注意、安静など)を学習します 。
専門用語(28時間) 介護記録、体の部位、症状、医療・看護に関する基本用語をやさしい日本語で学び、指示の理解・伝達に対応できる力を養います 。
安全衛生(21時間) 転倒・感染・誤薬などのリスクを避けるためのKYT (危険予知)、ヒヤリハット、6S (整理・整頓・清掃・清潔・しつけ・安全) の基本を習得し、安全に働く意識と知識を身につけます 。

2. JFTA2コース (特定技能向けの一般的なコース): 約4か月半

N5 Course
語彙・文法(301時間) 各ユニットの新出語彙と基本文型を中心に学習 。買い物、病院、職場での依頼・断りなど、日常生活と就労に直結するテーマを取り扱います 。
会話・発音(81時間) 音読練習と共に、ロールプレイ形式の会話トレーニングを導入 。職場や日常生活に即した表現を繰り返し練習します 。
かな・漢字(82時間) 「いろどり」内に登場する漢字を中心に、読み書きの基礎力を養います 。初級1・2で約200字程度、業種別補足含めて総計740字を学習します 。
模試(38時間) JLPT形式のN5・N4模擬試験(N5:3回/N4:9回)を実施し、受験対策だけでなく現場で必要な実力の測定を行います 。
専門用語(28時間) 介護・製造業などの現場で使用する専門用語を、やさしい日本語で理解・運用できるように訓練します 。
安全衛生(21時間) KYT(危険予知訓練)、ヒヤリハット、6Sの基本を学び、安全な職場行動が取れるよう指導します 。
社内テスト (116時間) ユニットごとに確認テストを実施し、読む・聞く・書く・話すの4技能を評価 。また、「いろどり」のCan-do チェックに基づき、各学習目標の到達度を確認します 。
復習・予習(164時間) 学習内容の定着を図るための復習時間と、次の学習に備える予習時間をしっかり確保しています 。
歌(20時間) 童謡や季節の歌などを通じて、リズム・発音・表現を楽しく身につけます 。
専門用語(28時間) 介護・製造業などの現場で使用する専門用語を、やさしい日本語で理解・運用できるように訓練します 。
文化・マナー(36時間) 訪問の礼儀、公共マナー、言葉遣いなどに加え、Seikatsu Tips (生活のヒント)を紹介し、日本での適応力を育てます 。
面談(5時間) 個人の進路相談や心構えの確認を行い、出国前の準備を精神面からもサポートします 。

3. JFT A2+N3レベルコース (外食、宿泊、介護 特定技能向けのコース): 約6か月

N5 Course
語彙・文法 301時間 (各ユニットの新出語彙と基本文型を中心に学習。買い物、病院、職場での依頼・断りなど、日常生活と就労に直結するテーマを取り扱います。)
会話・発音 81時間 (音読練習と共に、ロールプレイ形式の会話トレーニングを導入。職場や日常生活に即した表現を繰り返し練習します。)
かな・漢字 82時間 (「いろどり」内に登場する漢字を中心に、読み書きの基礎力を養います。初級1・2で約200字程度、業種別補足含めて総計740字を学習します。)
模試 38時間 (JLPT形式のN5・N4模擬試験(N5:3回/N4:9回)を実施し、受験対策だけでなく現場で必要な実力の測定を行います。)
社内テスト 116時間 (ユニットごとに確認テストを実施し、読む・聞く・書く・話すの4技能を評価。また、「いろどり」のCan-do チェックに基づき、各学習目標の到達度を確認します。)
復習・予習 164時間 (学習内容の定着を図るための復習時間と、次の学習に備える予習時間をしっかり確保しています。)
20時間 (童謡や季節の歌などを通じて、リズム・発音・表現を楽しく身につけます。)

4. SSWコース (介護、食品加工、建築、日本ドライバー、ホスピタリティ等): 約1か月

N5 Course
対象分野 介護・建設・農業・外食など
分野に関連する用語と道具の名前(用語・器具の理解) 30時間 (例:介護用語、建設機械、農業器具、調理器具など)
作業手順・基本的なSOP (標準作業手順) 30時間 (例:食事介助の流れ、建設現場での段取り、調理工程など)
安全衛生・保護具の使用方法 20時間 (例:転倒防止、保護具の着用方法、清掃・消毒、衛生管理など)
職場での報告・連絡・相談、敬語表現の実践 20時間 (例:上司への報告、利用者への声かけ、トラブル発生時の伝え方など)
分野別CBT形式の練習問題 30時間 (試験本番を想定した問題演習。パソコンでの解答に慣れる訓練。)
分野別模擬試験(試験形式に沿った実践練習) 20時間 (本番形式に近い環境で、時間配分・理解度・対応力を確認。)